米国民主党、選挙でバイデンを交代させるかどうかで分裂

AXIOSのウェブサイトによると、アメリカ上院多数党院内総務のシューマー氏は、バイデン以外の民主党大統領候補を受け入れることに前向きであることを民主党の有力者たちに非公開で示唆している。シューマー氏は公の場ではバイデン氏を支持する姿勢を堅持しているが、非公開では態度がかなり異なる。事情に詳しい3人によると、過去12日間にわたり、シューマー氏は民主党の今後の最善の道について有力者たちの意見や提案を聞いてきたという。シューマー氏は、バイデン氏よりも有力な候補者がいるかどうかについては何も示唆していない。バイデン氏とは20年間上院で共に働いてきた。バイデン氏の討論会での不調の前から、シューマー氏は同盟者に対し、6月下旬の討論会の日程には2つの明確な利点があると述べていた。もしバイデン氏が不調であれば、回復する時間がある。また、バイデン氏の候補者としての立場が回復不可能であれば、民主党は別の旗手を見つけることができる。報告が発表されてから10分も経たないうちに、シューマー氏はバイデン氏の大統領選続行を熱烈に支持する声明を発表した。