ロスフィンモニタリング：仮想通貨の規制が強化され、FATFのブラックリスト入り後もAMLシステムは引き続き運用中

10月17日、ロシア連邦金融監督庁（Rosfinmonitoring）は、金融活動作業部会（FATF）がロシアをブラックリストに載せる決定を下したとしても、そのマネーロンダリング防止（AML）システムは効果的に機能し続けると強調しました。仮想通貨規制の問題は以前の評価で言及されましたが、Rosfinmonitoringはこれらの問題はすでに解決されていると主張しました。

TASSによると、規制当局は「ロシア連邦はFATFの3つの勧告において評価を改善し、仮想通貨の流通に関する立法規制が不十分であるため、1つだけが『部分的に準拠』に格下げされた」と述べました。

しかし、Rosfinmonitoringはこれらの評価以来、ロシアはデジタル通貨の規制枠組みを強化するために2つの連邦法を可決したと指摘しました。同庁はさらに、「その後、ロシア連邦はデジタル通貨の流通を規制する2つの連邦法を可決した」と付け加えました。

FATFは、マネーロンダリング防止とテロ資金供与対策のための国際基準を設定する政府間組織とされています。ロシアがブラックリストに載るかどうかは、10月21日から25日にかけてのFATF本会議で議論される予定です。