Tetherは4470万ドルのステーブルコイン凍結をめぐる訴訟に直面しており、原告は不適切な凍結行為によって投資機会を逃したと主張しています。

ChainCatcherの報道によると、最近、テキサス州の企業Riverstoneコンサルティング会社が、ステーブルコイン発行者Tetherを正式に提訴し、違法にトークンを凍結されたことで重大な投資機会を逃したと主張しています。

ニューヨーク南部地区裁判所に提出された訴状によれば、TetherはRiverstoneが管理する8つのオフラインウォレットの資産を凍結しました。原告は、Tetherがブルガリアの地方警察の要請だけで資産を凍結したことは手続き上の瑕疵があり、「ブルガリア国際司法協力条約」で定められた正式なプロセスに従っていないと主張しています。訴状によると、RiverstoneがTetherに連絡した際、Tether側はブルガリア警察と直接連絡を取るように指示しましたが、警察からは一切返答がなかったとのことです。現在、Tetherのステーブルコインの流通量は1,800億ドルを超えており、9月15日までに世界中の法執行機関と協力して32億ドル相当のUSDTを凍結しています。