主なポイント：
XRPのクジラアドレス数が過去最高の317,500に達し、蓄積が進んでいることを示している。
XRP価格は、$2.59のレジスタンスを突破しなければ、$3を回復するチャンスはない。
XRP（XRP）は金曜日の安値$2.18から反発し、月曜日には最大13%上昇して日中高値$2.48を記録した。
強力なテクニカルセットアップとクジラの活動により、XRP/USDペアは今後数日で$3へのトレンド転換の準備が整っていることが示された。
XRP反発の背景は？
XRPのクジラはさらなる上昇の見通しに自信を持ち、最近の調整局面を利用してトークンをさらに蓄積している。
Santimentのクジラカウント指標によると、少なくとも10,000XRPを保有するウォレット数が過去最高の約317,500に達した。
「XRPの価格は+5.3%と控えめに反発した」とSantimentは土曜日のX投稿で述べた。
関連： Rippleが新たなトレジャリー向けに10億ドル相当のXRPトークン購入を検討中：レポート
この市場インテリジェンス企業は、中規模から大規模のステークホルダー数が引き続き増加していることは「長期的に良い兆候」だとし、次のように付け加えた：
「XRPは史上初めて、10,000コイン以上を保有するウォレットが317,400を超えた。」
これは、過去30日間で中央集権型取引所におけるXRP供給量が急減したことと一致していると、Glassnodeのデータが示している。
下のチャートは、9月19日から日曜日までの間に、取引所におけるXRP供給割合が6.12%から3.9%に減少したことを示している。
取引所での残高が減少していることは、即座に売却可能な供給が減っていることを示し、XRPの上昇余地を強化している。
「取引所にあるXRPの大部分はすでになくなっている」と暗号投資家Black Swan Capitalistは日曜日のX投稿で述べ、次のように付け加えた：
「流動性がこれほど少ない中で、何らかの大きな需要があれば、市場は残りの供給を即座に吸収することを余儀なくされる。大きなトレンド転換の条件が整っている。」
Cointelegraphが報じたように、Rippleは10億ドル規模のデジタル資産トレジャリー企業の設立を計画している。
XRP価格は200日SMAの回復が必要
XRPの価格動向は、下記のように9月中旬以降、日足タイムフレームでV字回復のチャートパターンに沿って推移している。
V字回復は、資産が急落後に急騰することで形成される強気パターンであり、価格がV字の頂点（ネックライン）となるレジスタンスまで上昇すると完成する。
XRPも同様の軌道にあるようだが、強気派は200日単純移動平均線（SMA）が位置する$2.59を突破して回復を確認する必要がある。
さらに強力な障壁は、50日SMAと100日SMAに挟まれた$2.81〜$2.95の供給ゾーンに存在する。
それを超えると、次の論理的な動きはネックラインである$3.40となり、V字パターンが完成する。これは現在価格から26%の上昇を意味する。
XRPアナリストのEgrag Cryptoは注目すべき主要レベルを強調し、「3日間タイムフレームで$2.55〜$2.65を上抜けてクローズすれば、強い強気シグナルとなる！」と述べた。
一方、ボリンジャーバンド幅は、トレーダーが一定範囲内のモメンタムやボラティリティを評価するために使用するテクニカル指標だが、6月以来最も狭い水準に達しており、重要な価格変動が近いことを示唆している。
バンドがこれほど狭くなった前回は、XRP価格が$2.20から過去数年の高値$3.66まで66%反発した。
Cointelegraphが報じたように、20日EMAの$2.63は強気派が克服すべき重要なレベルであり、これを上抜ければXRP価格は$3.40に向かう可能性がある。
