「ビッグタイムデビュー」：米国現物Solana ETF、短いデビュー取引週で2億ドルの流入

BitwiseのBSOL現物Solana ETFおよびGrayscaleの同様のGSOLファンドは、ニューヨーク証券取引所でのデビューからわずか数日で、5億ドル以上の資産を保有しており、ステーキングファンドとして大きなスタートを切りました。

BitwiseのBSOLは火曜日にローンチされ、約7,000万ドルの流入を集めました。ファンドは次の2取引日でさらに約1億3,000万ドルを追加し、SoSoValueのデータによると、これまでの累計純流入額は1億9,700万ドルとなっています。シードキャピタルの2億2,290万ドルを含めると、ファンドは初週に約4億2,000万ドルの流入を記録しました。

「今週の$BSOLは素晴らしいものでした。大きな取引量に加え、週次流入額で全ての暗号資産ETPを大きくリードし、+4億1,700万ドルとなりました」とBloombergのシニアETFアナリストEric BalchunasはXで述べています。「また、今週の全体流入額で16位にランクインしました。大きなデビューです。」

Bitwiseのファンドの翌日にローンチされたGrayscaleのGSOLは、比較すると流入額がはるかに少なく、SoSoValueのデータによると、これまでの累計純流入額は約220万ドルです。ただし、ローンチ時の資本を含めると、ファンドは現在1億ドル以上のSOLを保有しています。GSOLの手数料は0.35%と、BSOLの0.2%より高く設定されています。Balchunasは以前、その1日遅れのローンチについて「実際には非常に大きな違いです…はるかに難しくなります」と述べていました。

両ファンドは保有するSolanaをステーキングして追加収益を得ています。Grayscaleは、資産運用会社が「GSOL投資家に対して、すべてのステーキング報酬の77%をネットベースで還元する意向である」と述べています。これらのファンドは、REX-OspreyのSSKファンド（同じくSolanaステーキングETF）とは若干構造が異なりますが、SSKは1940年投資会社法の下で規制されており、BSOLやGSOLが採用する通常の1933年ルートとは異なります。7月にローンチされたSSKは、VettaFiのデータによると、約4億ドルの運用資産を持っています。