CircleがUSDCポリシーを更新し合法的な銃購入を許可、中立性を巡るステーブルコインの議論が浮上

ChainCatcherの報道によると、市場の情報筋によれば、ステーブルコイン発行者のCircleはサービス規約を更新し、以前禁止されていたUSDCによる銃器購入の規定を撤廃しました。このポリシー変更は、全米射撃スポーツ財団（NSSF）および銃器権利擁護者からの圧力を受けて行われたもので、彼らはCircleが合法的な商業活動を差別していると非難していました。Circleのスポークスパーソンは、「私たちは規約を明確化し、USDCが第二修正条項の保護下にある合法的な銃器取引に使用できることを反映しました。私たちは合法的な銃器に関わるUSDC取引を拒否しません」と確認しました。

共和党上院議員のBill Hagertyは、これを「金融システムの武器化に対抗する勝利」と評しました。しかし、ブロックチェーン技術企業KomodoのCTOであるKadan Stadelmannは、この出来事は「ステーブルコインが政治家に支配されている」ことを示していると警告し、中央集権型ステーブルコイン発行者が本当に中立を保てるのか疑問を呈しました。なぜなら、彼らは「米国の法律、規制、政治的政策に従わざるを得ない」からです。